不妊検査や治療についての紹介。
不妊(ふにん、en:Infertility)とは、自然な状態で妊娠に至れないか、妊娠を一定期間以上維持することができない状態を指す。
WHOによる定義は「避妊なしで2年以内に妊娠に至れない状態」となっている。なお、妊娠に至れない状態を原発性不妊、一度以上の妊娠・分娩後妊娠に至れない状態を続発性不妊と区別する場合もある。
日本においては、妊娠を望んでいるカップルの約10%が不妊症であるとされている。なお、男性側に問題があるケースが約40%、女性側に問題があるケースが40%、両性に問題があるケースが15%、原因不明な場合が5%あるとされている。
不妊治療については宗教上の問題など、倫理的な面からの問題が発生している。 体外受精については、有効であるものの費用が高額であることが問題視されており、公的扶助の必要性が指摘されている。また、体外受精によって起きることのある多胎も危険性が指摘されている。
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女性側
糖尿病
副腎・肝臓・腎臓・脳下垂体の異常
卵巣・黄体の機能障害
更年期障害
ターナー症候群
クラミジア感染症による炎症
生殖器官の狭窄
ホルモン障害
無月経
[編集] 男性側
糖尿病
甲状腺の異常
Y染色体上の異常
生殖器官の発育不全
前立腺の異常
喫煙による影響
無精子症
乏精子症
勃起不全
精子の加齢[1]
^ 2005年にコペンハーゲンで開かれた欧州ヒト生殖学会議(ESHRE)での報告によると、被験者2,100人を対象としたリサーチで、45歳超の男性の精子DNAの損傷はそれ以下の年齢グループに比して有意に高く、30歳未満の男性との比較では2倍であった
原因不明の不妊については、タイミングの不一致である可能性が高いとされる。
不妊の診断については、一般の健康調査に加え、血液分析によるホルモン量の調査、精液の調査などが行われる。男性不妊のうち、精子の運動性不足・貧精子症・無精子症などは精液の検査によって診断が可能である。 またY遺伝子上の問題も不妊に関与していることから、PCR法による診断が試みられている。 女性不妊については、甲状腺刺激ホルモン量・女性ホルモン量の分析・女性生殖器の診断などが行われる。
薬物療法や外科的手段による生殖細胞の通過性の回復、人工授精や体外受精(IVF)、排卵誘発などが行われる。
以下のような対処が不妊の改善に対し、有効であるとされている。
不妊の原因となる薬剤治療や麻薬類摂取を避ける
過度の運動を避ける
殺虫剤などの化学物質接触を避ける
温度の高すぎる入浴を避ける
きつすぎる下着の使用を避ける
適度に葉酸・ビタミンC・亜鉛・リコピンが含まれた食物の摂取
性感染症の治療および回避(→セーフセックス)
糖尿病・甲状腺機能障害の対処
運動中の陰嚢保護
喫煙を避ける
過度のカフェインやアルコール摂取を避ける
家族計画によって希望しない妊娠および妊娠中絶を避ける
気功、漢方薬等の服用。
不妊の半数は男性側に理由があるにもかかわらず、男性だと治療を受ける際の仕事との兼ね合いが難しいことが多い。そこで不妊に悩む夫を支援するサイトなどで情報交換を行い支援する動きなども出てきている。
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